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美巧社のよもやま話~保守・未来技術 💻~

皆さんこんにちは

株式会社美巧社の更新担当の中西です。

 

~保守・未来技術 💻~

 

看板製作業では、金属板やシートを使った従来の看板だけでなく、LED看板、デジタルサイネージ、電子表示板など、新しい形式が増えています。

時間帯や季節に合わせて表示内容を変更したり、動画や複数の情報を発信したりできるため、店舗、駅、病院、商業施設、工場など、さまざまな場所で活用されています📺

一方で、電子機器を使用する看板には、画面、電源、通信、ソフトウェアなど、従来とは異なる知識が必要です。

また、看板は設置して終わりではありません。

汚れ、色あせ、さび、照明の故障、固定部の緩みなどを点検し、安全で見やすい状態を維持することが重要です。

今回は、LED、デジタルサイネージ、保守点検、環境対応など、これからの看板製作業を支える技術についてご紹介します。

LEDによって明るく省電力な看板へ

以前の内照式看板では、蛍光灯やネオン管が使われることがありました。

現在では、消費電力が比較的少なく、長寿命なLEDが広く使用されています💡

LEDは、小型で配置しやすいため、立体文字の内部や背面など、さまざまな形状へ組み込めます。

しかし、LEDを取り付ければ均一に光るとは限りません。

モジュールの間隔が広過ぎると、明るい点と暗い部分が見えます。

看板の厚み、表示面の透過性、文字の大きさに合わせて配置します。

白色だけでも色温度によって印象が異なります。

温かみのある光、青みのある明るい光など、店舗の雰囲気に合った色を選びます。

電源装置と放熱を考える

LEDは発光部分だけでなく、電源装置が必要です。

電源装置は使用中に熱を持つため、密閉された狭い場所へ設置すると、寿命が短くなる場合があります🌡️

看板内部の空気が動くようにし、必要な放熱スペースを確保します。

雨水や結露が直接かからず、将来交換しやすい位置へ配置することも重要です。

電源装置一台へ多くのLEDを接続し過ぎると、負荷が高くなります。

使用するLEDの数量と消費電力を計算し、余裕のある容量を選びます。

配線の極性や接続部分を確認し、点灯試験を行います。

デジタルサイネージで情報を変化させる

デジタルサイネージは、ディスプレイやLED画面に、画像、文字、動画などを表示する看板です📺

飲食店では時間帯に合わせてメニューを変更し、商業施設ではイベントや案内情報を表示できます。

紙やシートを張り替えずに内容を更新できることが大きな特徴です。

複数店舗の表示を、本部から一括で変更する仕組みもあります。

ただし、動く映像や多くの情報を使えば必ず見てもらえるわけではありません。

表示時間が短過ぎると文字を読めず、映像の切り替えが激しいと見づらくなります。

見る距離と滞在時間を考え、短く分かりやすい内容をつくる必要があります。

屋外画面の明るさと耐候性

屋外へ設置するデジタルサイネージは、日光の中でも見える明るさが必要です☀️

室内用の画面を屋外へ設置すると、昼間に表示がほとんど見えない場合があります。

一方、夜間も昼と同じ明るさでは、まぶし過ぎて周囲へ迷惑をかけます。

明るさを自動調整するセンサーや、時間帯による設定を活用します。

屋外機器は、雨、ほこり、暑さ、寒さに耐えられる構造が必要です。

防水性能があっても、配線口や扉の閉め方が不十分なら、水が入る可能性があります。

直射日光で内部温度が上がるため、冷却や換気も重要です。

通信とコンテンツ管理の技術

デジタルサイネージの表示内容を遠隔更新する場合、インターネットや専用通信を使用します🌐

通信が切れた際にも、最後の表示内容を継続できる仕組みや、再接続後に自動更新できる設定が必要です。

表示データを作成する人、承認する人、配信する人の役割を決めます。

誤った価格、営業時間、画像などを配信すると、顧客へ混乱を与えます。

複数人で内容を確認し、表示期間を設定します。

古いキャンペーンが残ったままにならないよう、終了日時を管理します。

パスワードやアクセス権限を適切に設定し、第三者に表示を変更されないようにすることも重要です🔐

センサーと連動する看板

デジタル技術を活用すると、時間、天候、人の流れなどに合わせて表示を変更できます。

気温が高い日は冷たい飲み物を案内し、雨の日は雨具や室内サービスを表示するなど、状況に合った情報発信が可能です☔

混雑状況や受付番号をリアルタイムで表示する案内板もあります。

ただし、個人を識別するようなカメラやデータを使用する場合は、プライバシーへの配慮が欠かせません。

何のためにデータを使うのかを明確にし、必要以上の情報を収集しないことが重要です。

看板の定期点検

看板は、雨風や紫外線にさらされ続けます。

表面がきれいに見えても、裏側のボルト、金具、支柱などがさびている場合があります🔍

定期点検では、看板の傾き、固定部の緩み、金属の腐食、板面のひび割れ、シートの剥がれなどを確認します。

台風や強風の後には、異常がないか早めに点検します🌪️

高所にある看板は、地上から双眼鏡やカメラで確認し、必要に応じて高所作業車を使用します。

点検中に小さな不具合を見つけて補修すれば、大きな破損や落下を防ぎやすくなります。

照明の不点灯を診断する

看板の一部が暗い場合、LED本体、電源装置、配線、接続部など、複数の原因が考えられます。

すぐにすべてのLEDを交換するのではなく、どこまで電気が来ているかを確認します⚡

電源装置の出力、接続部分の緩み、水分の侵入などを調べます。

一部の文字だけが暗い場合は、その系統の配線やLEDに問題がある可能性があります。

点検しやすい構造で製作しておけば、故障時の作業時間と費用を抑えられます。

製作段階から、将来の交換方法を考えることが重要です。

シートや印刷面の貼り替え

看板本体に問題がなくても、表示内容が古くなったり、印刷が色あせたりすることがあります。

既存シートを剥がし、表面の糊や汚れを除去して、新しいシートを貼ります🧽

劣化したシートは、途中で細かく切れ、剥がすのに時間がかかる場合があります。

加熱しながら柔らかくし、板面を傷つけないよう少しずつ剥がします。

下地がさびている、板が変形している場合は、貼り替え前に補修や交換が必要です。

表面だけを新しくするのか、看板全体を更新するのかを、状態に応じて判断します。

清掃で見え方を回復する

看板には、ほこり、排気ガス、雨だれ、鳥のふんなどが付着します。

汚れによって文字や照明が暗く見える場合があります🧹

材料に合った洗剤と道具を使い、表面を傷つけないように清掃します。

強い溶剤を使うと、印刷や塗装が変色する可能性があります。

高所看板の清掃では、安全な足場や機械が必要です。

定期的な清掃によって、看板の印象を保つだけでなく、ひび割れや剥がれなどの異常も見つけやすくなります。

省エネルギーを考えた運用

照明付き看板は、営業時間外も点灯していると、必要以上に電力を消費します🌱

タイマー、明るさセンサー、遠隔制御などを使い、必要な時間だけ点灯します。

LEDへ交換する場合も、単に明るい製品を選ぶのではなく、看板に必要な照度を考えます。

明る過ぎる照明は、消費電力を増やし、周囲へ光害を与える可能性があります。

照明の向きや明るさを適切に調整し、情報が見える範囲で効率よく運用します。

再利用と廃材削減

看板の表示内容が変わるたびに、本体をすべて廃棄する必要はありません。

骨組みや板面が健全であれば、シートや文字だけを交換して再利用できます♻️

デジタルサイネージも、画面や制御機器の一部を交換しながら使える場合があります。

製作時に部品を分解しやすい構造にしておくことで、修理や更新がしやすくなります。

廃棄する看板は、金属、樹脂、電気部品などを適切に分別します。

長く使える構造と、更新しやすい表示方法を組み合わせることが、環境負荷の軽減につながります。

3Dデータとデジタル加工

看板製作では、3DデータやCNC加工機、レーザー加工機などを使い、複雑な形状を正確に製作できます💻

立体ロゴ、曲面文字、装飾パネルなど、手作業だけでは時間がかかる加工にも対応できます。

完成イメージを3D画像で確認し、建物とのバランスを事前に検討できます。

ただし、画面上で美しく見えても、材料の強度や取付方法が成立しない場合があります。

デジタル設計と、材料や現場を理解した職人の判断を組み合わせることが必要です。

まとめ

これからの看板製作業では、LED、デジタルサイネージ、通信、センサーなど、新しい技術がますます重要になります。

表示内容を簡単に変更し、時間や状況に合わせた情報発信が可能になります。

一方で、電源、放熱、防水、通信、セキュリティなど、従来とは異なる管理も必要です。

また、看板を長く安全に使用するためには、固定部、照明、シート、金属部材などの定期点検と清掃が欠かせません。

新しい技術を取り入れながら、見やすさ、安全性、保守性、環境への配慮を両立する。

その総合的な技術によって、看板製作業は、街や店舗の情報発信をより便利で魅力的なものへ進化させていくのです💻💡🏙️✨